へんば餅

口どけのよいこし餡をやわらかなお餅で丸くくるみ、こんがり焼き目をつけた和菓子。へんばや商店のある伊勢市小俣町はお伊勢参りの最終宿場町として栄え、当時は参宮客がここで乗ってきた馬を返したため、返馬(へんば)餅と呼ばれるようになったのだそう。


update: 2019.05.10 (Fri) o-miyage

安永餅

東海道の宿場町でもあり、お伊勢参りの玄関口だった桑名宿で、諸大名の参勤交代や旅人に親しまれてきた餅菓子。つぶ餡の入った餅を細長くの伸ばし、丁寧に焼き上げている。ほのかな焦げ目が香ばしく、どこか懐かしい素朴な味わいだ。


なが餅

独自の製法で炊いた北海道産小豆の餡を国産もち米の餅で包み、平たく伸ばして両面を焼き上げた和菓子。その歴史は、1550年の戦国時代までさかのぼり、街道筋の銘菓としてその味を知られてきた。「ちょうどいい甘さ」「食べやすい形」が「万人受けする食べ物である」と、お土産にぴったりだ。


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